ケータイ辞書JLogosロゴ 粟生田郷(中世)


山形県>山形市

 南北朝期から見える郷名。下大山荘のうち。文和2年3月9日付の大般若経写経奥書(石行寺文書/県史15上)に「出羽国最上郡磊行寺住僧大和房百巻書写之内,同当国下大山庄粟生田郷若松正法房百巻料帋旦那也,後見之輩陀羅尼」とあるのが初見。同年4月30日(巻29),同年5月26日(巻40)の大般若経写経などにも同様の奥書があり,粟生田の地名が見える写経は数十巻に及ぶ。粟生田郷には,料紙旦那である若松正法房のような豪族が居住していたことがわかる。また文正2年11月吉日の伊達尚宗渡状案(国分文書/県史15上)に「出羽国最上郡之内,粟生田郷之事,渡之候,任先例可有知行状如件」とあり,伊達氏から国分氏に粟生田郷が引き渡されている。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7261549
最終更新日:2009-03-01




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