ケータイ辞書JLogosロゴ 青田村(近世)


山形県>山形市

 江戸期〜明治22年の村名。村山郡のうち。はじめ最上氏領,元和8年山形藩領,延享3年下総佐倉藩領,寛延2年下野宇都宮藩領,明和元年からは再び佐倉藩領。村高は,寛永13年の領地目録(家世実紀)では1,252石余,「天保郷帳」1,264石余,村山石高帳によれば天保13年911石余,「旧高旧領」1,264石余。元禄13年の村明細帳(県史13)では,反別52町6反余(うち田37町6反余・畑15町余),小物成は,漆木役・青苧【あおそ】役・山野役などが課せられていた。宝永7年の村々大概帳では,家数42軒・人数228,馬18。天保7年の家数61軒(青田村小前連印帳)。用水は,竜山川の揚水と明和年間に築造した青田溜池を利用。鎮守は,建久年間の創建と伝える新山神社。旧山形県を経て明治9年山形県に所属。同11年の一覧全図では,反別77町1反余,戸数64・人口446,青田学校がある。明治11年南村山郡に属し,同22年滝山村の大字となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7261550
最終更新日:2009-03-01




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