ケータイ辞書JLogosロゴ 上野村(中世)


山形県>寒河江市

南北朝期から見える村名北寒河江【きたさがえ】荘のうち慈恩寺領延元2年3月2日付の盛俊田在家宛行状(宝林坊文書/県史15上)に「上野村之内河原先達之跡田在家」を銭4貫文で作人孫七に売却したとあるのが初見また正平9年11月7日付の某書下(同前)によれば,上野村百姓は秋酒などの課役を免除されている暦応4年12月10日付の某田在家宛行状や延文2年12月20日付の孫七入道奴賢田地売券・五郎太郎入道田在家坪付状(同前)によると,上野村内に五郎太郎入道名田在家があり,坪付状ではこの田在家は3,500苅であった至徳元年3月5日付の庄主都管全用年貢免許状(同前)によると「上野孫七入道在本年貢」の内3貫文が不作によって免除されている村山地方,現在の寒河江市大字白岩字上野を中心とするあたりに比定される
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7261952
最終更新日:2009-03-01




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