ケータイ辞書JLogosロゴ 大畑郷(中世)


山形県>高畠町

戦国期に見える郷名置賜【おきたま】郡屋代【やしろ】荘のうち大永8年8月16日(寛延4年写)安久津八幡神社例祭物取収并支払帳写(安久津八幡神社文書/県史15上)に「六拾文 大畑 八郎左衛門」とあるのが初見天文7年の御段銭古帳(県史15上)によれば,「十壱貫文 大はたにいしゆく」と見えているが,天文22年の采地下賜録(同前)に「屋代庄大はたの郷新宿」とあり,新宿を含む大郷であったものと思われるただし天正15年11月23日の伊達政宗田銭免許状写(遠藤内匠所持文書/県史15上)に「屋代之庄新宿ニ大畠在家壱間」とあり,「大畠在家」地内に含まれている「おおはた」に所領を宛行われた地頭領主として横尾新十郎・中野常陸介が見え,ともに所領内の諸役免除を付与され,中野氏には守護不入権が認められている置賜地方,現在の高畠【たかはた】町大字二井宿【にいじゆく】字大畑を中心とするあたりに比定される
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7262103
最終更新日:2009-03-01




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