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「新出村(近世)」の関連ワード⇒ 赤田組(近世) 飯詰組(近世) 石浜村(近世)
日本地名大辞典に収録されているものの中から、現在以前のものを再編。
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| 新出村(近世) 江戸期～明治２年の村名山城国宇治郡のうち五ケ庄構成村の１つ宇治川右岸，高峰山麓に位置するはじめ近衛家領，寛文元年万福寺創立に伴い収公されて一時幕府領となったが，同３年から万福寺領となる寛永13年にはすでに８石余の年貢高が賦課されており，同年までには近衛家領の新田として成立していたという同15年の検地帳によれば耕地４町余，高39石余，水田は１反余・高１石余にすぎず下田のみ慶安４年も検地が行われ，村高は57石余に引き上げられている慶安・明暦頃を境に新田村から大和田村枝郷の新出村と記されるようになり，明暦２年名寄帳による村高64石余（宇治市史）「元禄郷帳」「天保郷帳」とも同高ただし享保13年の免状には６石余の新開があり，宝暦10年には新開分は16石余となって当村の村高に加えられ，以降の村高は81石余という慶安年間にはこのような新開動向にからんだ村方騒動が起きている庄屋主催の興行で起きた庄屋と百姓２名の喧嘩は，庄屋の訴えから百姓たちの庄屋不正の反論と争論に発展したしかし結果はぬけ地調査による増徴となり，当村惣百姓は連印で隠し田をしないことを誓わされている（宇治市史）明治２年五ケ庄の一部となる（府地誌） |
出典:KADOKAWA「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
| 新出村(近世) 江戸期～明治22年の村名... |
出典:KADOKAWA「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
| 新出村(近世) 江戸期～明治22年の村名... |
出典:KADOKAWA「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
