滝平村(近世)
江戸期〜明治22年の村名｡村山郡のうち｡はじめ最上氏領,元和8年山形藩領,延享3年下総佐倉藩領,翌4年陸奥棚倉藩領,宝暦13年からは再び佐倉藩領｡村高は,寛永13年の領地目録(家世実紀)では134石余,｢天保郷帳｣では｢古者滝野平村｣と見え146石余,村山石高帳によれば天保13年236石余,｢旧高旧領｣146石余｡宝永7年の村々大概帳では,反別は田8町･畑8町余,人数95(うち本百姓17),馬7｡神社は神明神社｡旧山形県を経て明治9年山形県に所属｡同11年の一覧全図では,反別66町7反余,戸数38･人口234｡明治11年東村山郡に属し,同22年大曽根村の大字となる｡
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(C)角川日本地名大辞典｢旧地名｣
JLogosID:7263596
最終更新日:2009-03-01