南館村(近世)
江戸期〜明治22年の村名。村山郡のうち。はじめ最上氏領,元和8年山形藩領。村高は,寛永13年の領地目録(家世実紀)では1,044石余,「天保郷帳」1,475石余,村山石高帳によれば天保13年1,384石余,「旧高旧領」1,394石余。なお「元禄郷帳」には「南館村」と見え,朱筆で「南館ノ内 富重村」とある。羽州街道に沿った村。旧山形県を経て明治9年山形県に所属。同11年の一覧全図では,反別105町2反余,戸数83・人口532,南館学校がある。明治11年南村山郡に属し,同22年南沼原村の大字となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7264901
最終更新日:2009-03-01