ケータイ辞書JLogosロゴ 妙見寺村(近世)


山形県>山形市

 江戸期〜明治22年の村名。村山郡のうち。はじめ最上氏領,元和8年山形藩領,明和元年幕府領,天保14年からは再び山形藩領。村高は,寛永13年の領地目録(家世実紀)では818石余,「天保郷帳」649石余,村山石高帳によれば天保13年603石余,「旧高旧領」649石余。山形城下から仙台(現宮城県)に至る笹谷街道に沿った村。古くは山原村と称したが,元和年間頃地内の妙見院にちなみ妙見寺村と改称したという。村内の妙見菩薩は斯波兼頼以来山形城主らの崇敬が厚かった。旧山形県を経て明治9年山形県に所属。同11年の一覧全図では,反別182町8反余,戸数86・人口542,妙見寺学校がある。明治11年南村山郡に属し,同22年東沢村の大字となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7264974
最終更新日:2009-03-01




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