本木村(近世)
江戸期〜明治22年の村名。村山郡のうち。はじめ最上氏領,元和8年山形藩領,寛政2年からは常陸土浦藩領。村高は,寛永13年の領地目録(家世実紀)では412石余,「天保郷帳」454石余,村山石高帳によれば天保13年439石余,「旧高旧領」でも変わらず。宝永7年の村々大概帳では,反別は田16町余・畑7町余,人数158,馬13。用水は,竜山川の揚水,馬見ケ崎【まみがさき】川の笹堰の流末および本木沼を利用。神社は白山神社。旧山形県を経て明治9年山形県に所属。同11年の一覧全図では,反別38町1反余,戸数28・人口193。明治11年南村山郡に属し,同22年滝山村の大字となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7265031
最終更新日:2009-03-01