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- 山神村(近世)とは
「山神村(近世)」の関連ワード⇒ 赤田組(近世) 飯詰組(近世) 石浜村(近世)
日本地名大辞典に収録されているものの中から、現在以前のものを再編。
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| 山神村(近世) 江戸期～明治９年の村名三河国宝飯【ほい】郡のうち元和５年の免状では多野山神村となっており，「保国山記」には「多野山神之保」とある寛永18年の新切検地帳では三州宝飯郡丹野村新田改帳となっている寛永10年前後に多野山神村が丹野村と山神村に分離したと考えられる御堂山・砥神山に西・南・北の三方を囲まれ，東南部が丘陵地となり，耕地は丹野村と交錯している山麓の大塚村内の田の神の地名に対して山の神が存在する所から地名が発生したと伝えられるが，真偽は不詳慶長６年幕府領，元禄11年からは旗本一色直与知行慶長９年検地が実施されたと伝える村高は，元和５年免状では多野山神村として368石余，「寛永高附」183石余，寛永18年の新田改で３反余が高入され，延宝３年にも１反弱の高入で村高188石余となり，元禄11年地頭一色氏により山手役１石余を高入されて189石余となり，「元禄郷帳」「天保郷帳」「旧高旧領」ともに189石余名請人数は寛延元年37名，安永６年には42名（名寄帳）村明細帳に「農業の間，男ハモヤ薪ノ類山稼，女同断」とある山間村旱損も多く，元禄２年には田の31％が田畑成に替わり，さらに宝永２年にも６町余の田が田畑成となり，47％に相当した東海道赤坂宿の助郷を勤める慶応２年の家数21，うち水呑百姓３，人数98，ほかに神社１と寺院は日蓮宗正法寺と法信寺がある明治７年の反別は田７町余・畑８町余・屋敷１町余の16町余隣村の丹野村と土地交錯が著しく，同９年に丹野・山神両村合併願が出され，相楽【さがら】村の一部となる |
出典:KADOKAWA「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
| 山神村(近世) 江戸期～明治22年の村名... |
出典:KADOKAWA「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
| 山神村(近世) 江戸期～明治22年の村名... |
出典:KADOKAWA「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
