ケータイ辞書JLogosロゴ 青田村(近世)


福島県>本宮町

 江戸期〜明治22年の村名。安達郡のうち。はじめ会津領,寛永20年からは二本松藩領。本宮組に属す。村高は,宝暦10年の高辻帳では529石余,「天保郷帳」「旧高旧領」ともに673石余。享保年間の家数88軒(積達大概録)。文政11年の大積覚書帳によれば,畑作物の割合は桑が1割5分,大豆・小豆が5割5分,そのほか大根・ソバなど。安政2年青田原にて藩の蘭式調練が行われた(二本松藩史)。寺院は曹洞宗大泉寺。嘉永元年寺子屋を開校(福島県教育史5)。旧福島県を経て明治9年福島県に所属。同13年旧二本松藩士が青田原開墾社を結成し,青田原の開墾に入る。明治19年青田原疏水工事完成。同20年の戸数108・人口588。明治12年安達郡に属し,同22年市制町村制施行後も1村として存続。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7265387
最終更新日:2009-03-01




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