雨田村(近世)
江戸期〜明治22年の村名｡岩瀬郡のうち｡古くは川東郷に属したという｡はじめ会津領,寛永20年白河藩領,寛保元年からは越後高田藩領｡村高は,文禄3年の蒲生高目録で973石,古領高長では1,119石余,｢天保郷帳｣1,146石余,｢旧高旧領｣946石余｡庄屋は代々溝井家がつとめた｡助郷は奥州街道須賀川宿に出役｡鎮守は鹿島神社,寺院は天台宗無量寺｡旧福島県から磐前【いわさき】県を経て,明治9年福島県に所属｡戸数･人口は明治12年139･621,同20年133･684｡明治12年石川郡に属し,同22年大森田村の大字となる｡
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(C)角川日本地名大辞典｢旧地名｣
JLogosID:7265534
最終更新日:2009-03-01