ケータイ辞書JLogosロゴ 泉田村(近世)


福島県>須賀川市

 江戸期〜明治22年の村名。岩瀬郡のうち。古くは桙衝荘江花郷に属したという。はじめ会津領,寛永20年白河藩領,慶安2年幕府領,元禄10年からは越後新発田藩分家溝口氏知行。村高は,文禄3年の蒲生高目録および古領高長ともに928石余,「天保郷帳」1,053石余,「旧高旧領」1,042石余。助郷は会津街道長沼・勢至堂宿に出役。庄屋は代々岩谷家がつとめた(岩谷家文書)。鎮守は春日神社,寺院は曹洞宗泉光院。万延元年北国往還に伴う加助郷は奥州街道矢吹宿に出役。旧福島県を経て明治9年福島県に所属。戸数・人口は明治12年54・335,同20年66・357。明治12年岩瀬郡に属し,同22年稲田村の大字となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7265737
最終更新日:2009-03-01




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