ケータイ辞書JLogosロゴ 泉原村(近世)


福島県>霊山町

 江戸期〜明治22年の村名。伊達【だて】郡のうち。はじめ会津領,寛文4年幕府領,延宝7年福島藩領,天和2年幕府領,貞享3年福島藩領,元禄13年幕府領,寛保2年からは白河藩領。村高は,文禄3年の蒲生高目録では430石余,元和元年の高物成之帳では430石余,「天保郷帳」704石余,「旧高旧領」703石余。梁川と掛田を結ぶ街道が通じている。村東部の山中に霊泉があり良僕には酒となったがほかの者がこれを飲んでも清泉でしかなかったという伝説があり(二郡村誌),村名もこの泉によったといわれる。旧福島県を経て明治9年福島県に所属。同20年の戸数105・人口667。明治12年伊達郡に属し,同22年霊山村の大字となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7265741
最終更新日:2009-03-01




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