ケータイ辞書JLogosロゴ 板下村(近世)


福島県>金山町

江戸期〜明治8年の村名会津地方西部,沼峠南麓,只見川沿岸に位置する大沼郡のうち古くは河口郷に属したはじめ会津領,寛永20年からは南山御蔵入領大石組に属す村高は,文禄3年の蒲生高目録には見えず,文化15年の村日記(県史10下)には坂ノ下村と記され218石余,「天保郷帳」「旧高旧領」では坂下村と記され,ともに218石余村名は只見川舟運の拠点で舟荷の積みおろしが行われたことに由来するという化政期の家数24軒(新編会津),天保13年の家数23軒・人数119(大石組人別家数書上帳)村内に700間掘削の木冷堰隧道がある神社は諏訪神社,別当大寿院曹洞宗滝谷寺は文禄3年の開山という(異本長帳)明治8年の戸数26・人口145同年宮崎村と合併し中川村となる
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7265751
最終更新日:2009-03-01




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