ケータイ辞書JLogosロゴ 今泉(中世)


福島県>岩瀬村

 戦国期から見える地名。岩瀬郡のうち。「正統世次考」所載の永禄6〜7年頃と推定される年欠8月20日の岩城親隆書状によれば,「今泉」は当時田村氏領であったことがわかる。二階堂輝行領であった当地が田村隆顕に略取されたのは永禄2年といわれる(仙道記/県史1)。「治家記録」天正10年4月18日条によれば,この日伊達輝宗の斡旋によって田村氏は当地を二階堂氏に返還した。今泉城には田村月斎顕頼が在城していたという。同17年10月25日条には「此夜今泉ニ御宿陣」と見え,伊達政宗は須賀川城攻撃の前夜当地に逗留していた。また天正年間と推定される4月11日の白河義親書状に「只今泉ヘ被相届任入候」と見え,石川一族中畠上野守に宛てて,敵方との斡旋をしているが,この敵方とは天正6年頃より石川領に侵入した二階堂・田村両氏を指すものと思われる(結城大蔵文書/県史7)。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7265834
最終更新日:2009-03-01




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