ケータイ辞書JLogosロゴ 大芦村(近世)


福島県>昭和村

 江戸期〜明治22年の村名。大沼郡のうち。古くは野尻郷に属した。はじめ会津領,寛永20年南山御蔵入領。野尻組に属す。検地は文禄3年で,検地帳には大足と見える。村高は,文禄3年の蒲生高目録では277石余,「天保郷帳」「旧高旧領」ともに326石余。享保年間には免6.5,耕地は大部分が田,家数96軒,竈99,うち高持百姓77・水呑百姓22,人数563,うち切支丹類族28,馬45・牛32(組中手鑑/栗木家文書)。木地小屋松沢がある。化政期の家数75軒,松沢6軒(新編会津)。安政4年の村明細帳によれば,家数82軒・人数422(五十嵐家文書)。神社は山神社。若松県を経て明治9年福島県に所属。戸数・人口は明治8年85・231,同20年87・457。明治12年大沼郡に属し,同22年大芦村の大字となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7266073
最終更新日:2009-03-01




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