ケータイ辞書JLogosロゴ 大石村(近世)


福島県>霊山町

 江戸期〜明治22年の村名。伊達【だて】郡のうち。はじめ会津領,寛文4年幕府領,延宝7年福島藩領,天和2年幕府領,貞享3年福島藩領,元禄13年幕府領,寛保2年からは白河藩領。村高は,文禄3年の蒲生高目録では914石余,元和元年の高物成之帳では914石余,「天保郷帳」2,079石余,「旧高旧領」2,075石余。地内には応永18年伊達氏にゆかりのある円朝が再興した霊山寺がある。同寺は貞観年間慈覚大師が建立した南岳山霊山寺の後身で,南北朝期には北畠顕家の墓地となった(霊山町史資料集1)。旧福島県を経て明治9年福島県に所属。明治15年北畠一族をまつった霊山神社が建立された。同20年の戸数322・人口1,906。明治12年伊達郡に属し,同22年霊山村の大字となる。
解説文を自分にメール
メアド:Milana@docomo.ne.jp

(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7266085
最終更新日:2009-03-01




ケータイ辞書 JLogosトップ