小木迫村(近世)
江戸期〜明治22年の村名｡行方郡のうち｡相馬中村藩領｡中郷に属す｡もとは高村の端村で明暦2年高村から分村して成立｡村高は,明暦2年97石余(相馬藩政史),｢旧高旧領｣93石余｡古来当時軒別増減による家数は,宝永年間5軒･天明3年4軒･嘉永元年13軒(県史9)｡文久元年の家数17軒(うち給人郷士1･新家14)･人数81(奥相志/相馬市史4)｡鎮守は綿津見神社(旧号八竜権現社)｡磐前【いわさき】県を経て明治9年福島県に所属｡戸数･人口は,明治13年15･125(県統計書),同20年15･140｡明治12年行方郡に属し,同22年太田村の大字となる｡
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(C)角川日本地名大辞典｢旧地名｣
JLogosID:7266380
最終更新日:2009-03-01