ケータイ辞書JLogosロゴ 小野村(近世)


福島県>下郷町

江戸期〜明治8年の村名会津地方南部,阿賀川(大川)西岸,小野岳南東麓に位置する会津郡のうち古くは湯原郷に属したはじめ会津領,寛永20年からは南山御蔵入領小出組に属す村高は,文禄3年の蒲生高目録では34石余,寛文5年には49石余,文化15年の村日記(県史10下)および「天保郷帳」「旧高旧領」では50石余小野岳の山麓,標高500〜520mにあり,小野観音堂の門前村をなす会津西街道の大内村とは小野岳の中腹を越す道があったと伝える寛文5年の家数7軒・人数50産物にアワ・タバコがあり,養蚕を行う者,大川の流木を業とする者もあった小野観音には康暦3年の鰐口があり,朝日長者の墓と伝える石碑が境内にある神社は熊野宮化政期の家数6軒(新編会津)明治4年の戸数7・人口39明治8年湯原村と合併して湯野上村となる
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7266521
最終更新日:2009-03-01




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