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「片原町(近世)」の関連ワード⇒ 赤田組(近世) 飯詰組(近世) 石浜村(近世)
日本地名大辞典に収録されているものの中から、現在以前のものを再編。
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| 片原町(近世) 江戸期～明治17年の町名奈良町に隣接する興福寺領清水村内に形成された町場の１つで，奈良町の１町として町の扱いをうけるようになった興福寺大乗院門跡の境内町の１つ奈良町の南方触口支配に属する奈良町の南部に位置し，福智院町の北，興福寺大乗院の南に接し，東西通りの北側の街区地名の由来は，「奈良坊目拙解」に人家が北側だけにあるため片原町と名付けられたかと記すまた，同書によれば，天満片原町と見え，あるいは片側町とも書き，南側は「福智院町家之後」で，溝川が両町の境界をなしているという貞享４年の「奈良曝」には，御所ノ馬場片原町として大乗院門跡坊官衆の中司寛俊，具足仕立師の清兵衛の名が見える元禄２年の家数25，竈数42うち大家25・借家17（奈良市史通史３）享保14年には，役家数14.5，家数28うち号所１（大乗院門跡家来），竈数33うち大家26・借家７（奈良佐良志）享保５年８月18日の大風で大乗院門跡の庭の古松が倒れ，当町３軒が倒壊し，老人１人が死亡している（奈良坊目拙解）当町西方には木橋，東方には石橋があり，ともに大乗院門跡支配という（奈良佐良志）北天満町の天満天神社の氏子区域（奈良坊目拙解）明治17年高畑村に編入現在の奈良市高畑町のうち通称片原町にあたる |
出典:KADOKAWA「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
| 片原町(近世) 江戸期～明治4年頃の町名福井城下のうち本町組の1町福井城西側の外堀に面する町並みで,家並みが西側にしかなかったことから町名が生まれた時代により上下2町に分けられ,略して片町とも称された慶長年間の北庄四ツ割図(松平文庫)では東片原町と記され,本町北裏から板屋町南裏までが町域とされ,家数20貞享2年の城下絵図(同前)では同じく本町から柳町の南裏までを町域とし,単に片原町と記す正徳3年の町絵図出来の際の調書(稿本福井市史)では,本町組支配の町名として上片原町・下片原町と上下2町に記録され,「名蹟考」所載の文化年間の「福井町辻子帳」でも,本町組中に上下2町で記録されているしかし,正徳3年頃の御城下惣町間数帳では「片町 五拾六間,浜町ヨリ本町迄,但道幅五間半」「同町 九拾三間,本町ヨリ一乗町迄,但道幅四間」と町域が本町通りで二分されるものの,町名は片町と1町で表記されている明治4年頃,町域のうち上片原町を南片町,下片原町を北片町と改称... |
出典:KADOKAWA「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
| 片原町(近世) 江戸期～明治22年の町名... |
出典:KADOKAWA「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
| 片原町(近世) 江戸期～明治19年の町名直江津今町のうちの1町明治初年からは直江津を冠称関川左岸の海岸沿い直江津今町の北端町名の由来は,町ができた当初,海岸側の片側に家がなく原になっていたことによるものか町名の初出は寛文5年(真行寺過去帳)天和3年の石高は屋敷地のみで4石余寛延3年の家数118,天保4年の家数88・人口378(福永家文書/直江津町史)家数が減少しているのは,文化9年・文政12年と高波で海岸が決壊し立退いた住人のあったことによる高田藩の今町陣屋も最初当町にあったが,海岸決壊により本砂山町へ移り,さらに文化13年出村へと移転した丁頭は扇屋藤左衛門が勤めていた明治3年今町渡世向軒別書上帳(福永家文書)によると,101軒中,廻船問屋2・廻船持および小回船持4・肴売および肴商売など24・船乗15・船大工5明治19年直江津町の一部となる... |
出典:KADOKAWA「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
| 片原町(近世) 江戸期～明治7年の町名小浜町の1町松寺小路・川縁町・和泉町の各町と接する町内に五軒町という所があり,和泉町と通じていた(拾椎雑話)東端は南川の西岸にまで延び,南川を引き込んだ堀を挟んで下陣屋がある寛永17年の夫代銀は下町に位置付けられ,坪あたり1分2厘5毛とされている(江口夫右衛門覚書)また,嘉永元年の願文証文并諸事控には区分が東・中・西に変わるが,ここでは中に格付けされているなお,寛文11年6月藩主の前では二十六番鯛釣として祇園会の練物を,また,延宝7年の祇園会にも二十番として鯛釣の練物を出している元禄14年11月5日の夜質屋町から出火し当町も類焼延宝8年8月6日の洪水では2軒の家屋が壊れ,享保20年6月22日の洪水では小浜のほぼ全域が水没した(拾椎雑話)明治6年の戸数56同7年春日町の一部となる... |
出典:KADOKAWA「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
| 片原町(近世) 江戸期の町名富山城下本町分三十五町の1つ(町方旧記抜書/県史近世下)鼬【いたち】川の左岸に位置する「万治年間富山旧市街図」によると富山城の修築の際に行われた城下の町割で片原町の名が見え,領替以前から北陸街道筋に当たる町安永8年には家数53,うち本家21・貸家32(町方旧記抜書/県史近世下)天保12年には本家貸家竈数19・人口88,うち男42・女46,町内に往古一里塚があったと伝え,また御巡見御宿をつとめる杉森武兵衛居宅があった(富山町方旧事調理/県史近世下)明治期に入ってからの資料には当町名は見えず,幕末から明治初期の間に隣接の町に合併されたと推定現行の砂町・石倉町・中央通3丁目の辺りか... |
出典:KADOKAWA「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
| 片原町(近世) 江戸期～明治9年の町名「かたわらまち」ともいう柳川城下の1町北原白秋が「殿のお蔵」とうたった御花畠(現立花邸お花)の蔵の西の城堀に沿って細長く家並みが続く片側町である地名もこれに由来する土橋(現沖ノ端橋)が三池へ行く街道(三池街道)の起点であり,1里先の豊原(現大和町豊原)に1里石がある北は東北町(現稲荷町),東は藩主立花邸お花(現新外町),南は八幡町・専念寺町(ともに現吉富町),西は田代町(現沖端町)に接する明治9年沖端町の一部となる現在の柳川市沖端町のうち... |
出典:KADOKAWA「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
| 片原町(近世) 江戸期の町名赤穂城下の1町城下町人町の北部花岳寺の東に接する南北46間・幅2間の町筋で町家13軒(うち貸家6)花岳寺門前から田町まで40間を吹田屋町(丁)ともいったのち,昭和7年に田町の町家を横断する道(花岳寺通り)が通り,門前横商店街としてにぎわう現在の赤穂市加里屋の一部... |
出典:KADOKAWA「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
| 片原町(近世) 江戸期の町名宮津城下のうち大手橋の北西に南北に通じ,本町をはさんで文庫町と対する寛延2年の山王祭礼巡行通路に当町名が見える「丹後宮津志」によれば,安政元年5月本町に合併したとあるが,慶応3年宮津鶴賀城図に「片原町五十間」と記されている現在の本町東部付近にあたる... |
出典:KADOKAWA「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
| 片原町(近世) 江戸期の町名伏見町のうち中之町の東で濠川に沿った片側町豊公伏見城ノ図には記載がなく,寛文10年山城国伏見街衢並近郊図に,濠川に沿った町家と片原町の名称が記されている享保13年の「伏見大概記」には町名が記録されず,それ以前に中之町に合併したか... |
出典:KADOKAWA「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
| 片原町(近世) 江戸期の町名出羽国雄勝【おがち】郡湯沢町のうち内廓【うちぐるわ】町の一部を指す俗称らしいが,詳細不明... |
出典:KADOKAWA「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
