ケータイ辞書JLogosロゴ 形見村(近世)


福島県>石川町

 江戸期〜明治22年の村名。石川郡のうち。はじめ会津領,寛永4年白河藩領,寛保元年越後高田藩領,文化6年からは幕府領。村高は古領高長で721石余,「天保郷帳」には「双里村枝郷」として753石余,「旧高旧領」531石余。享保15年の白河領一揆で直訴した当村の農民惣次郎は,他村の2名とともに打首にされた(県史3・8)。寛政10年の浅川騒動では庄屋喜右衛門が一揆勢の打毀にあった(浅河騒動記/県史8)。明治6年鈴木友右衛門宅に形見小学校(現中谷第一小学校)が開設された(石川町史)。同8年の戸数38・人口248(小7区形見村戸籍)。磐前【いわさき】県を経て明治9年福島県に所属。同20年の戸数54・人口293。明治12年石川郡に属し,同22年中谷村の大字となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7266668
最終更新日:2009-03-01




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