ケータイ辞書JLogosロゴ 金滓沢新田村(近世)


福島県>猪苗代町

江戸期〜明治8年の新田村名金沢新田村とも書いた会津地方東部,猪苗代湖北岸に位置する耶麻【やま】郡のうち古くは更級荘に属したという会津藩領川西組に属す万治2年藤河吉左衛門某によって開発された(新編会津)村高は,文化15年の村日記(県史10下)および「天保郷帳」ともに54石余,「旧高旧領」では金沢新田村として54石余村名は恵日寺草創の時,当村で鉄を鎔鋳し,鉄屑が多いことにちなむ(新編会津)開村した藤河の伝説や墓が残っている二本松裏街道筋に当たり,長浜から名倉山を登り,戸ノ口を経て若松に至っていた化政期の家数4軒(同前)猪苗代湖中にある大皷石山,磐梯明神にまつわる灯明石の伝説がある(同前)肝煎は五十嵐家明治8年蟹沢村ほか2か村と合併して翁沢村となる
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7266707
最終更新日:2009-03-01




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