ケータイ辞書JLogosロゴ 蟹沢村(近世)


福島県>猪苗代町

江戸期〜明治8年の村名会津地方東部,猪苗代湖北岸に位置する耶麻【やま】郡のうち古くは更級荘に属したという会津藩領川西組に属す村高は,文禄3年の蒲生高目録では猪苗代郡に属し130石余,文化15年の村日記(県史10下)および「天保郷帳」「旧高旧領」ともに241石余化政期の家数11軒(新編会津)二本松裏街道が通る縄文中期・後期の遺跡が湖水の中にも及んでいる村内の虚空蔵堂には,13歳詣りの参詣者が参った境内の観音堂は猪苗代三十三観音第31番の札所で,如意輪観音がまつられている古跡の満願寺は恵日寺の末寺という(同前)肝煎は古くは藤原家,のち矢野森家鎮守は八幡神社明治元年10月の村役人排斥の一揆で休役となった旧肝煎は,12月に帰役願を民政役所へ提出した(小林家文書)明治8年戸ノ口村ほか2か村と合併して翁沢村となる
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7266733
最終更新日:2009-03-01




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