ケータイ辞書JLogosロゴ 上荒井新田村(近世)


福島県>会津本郷町

 江戸期〜明治22年の新田村名。会津郡のうち。会津藩領。村高は,「会津鑑」によれば寛政元年235石余,内25石打出,とあり,「天保郷帳」210石余,「旧高旧領」245石余。化政期の家数41軒(新編会津)。当村は寛永20年保科正之が弓足軽30人に田畑を開かせてその給田としたことから,俗に御弓新田と称し,諸組に属さなかったという(同前)。「会津鑑」には「正保三年村居建つ。弓足軽三十一人,内二人小頭」とある。神社は稲荷神社。明治4年の戸数40・人口201(若松県人員録)。若松県を経て明治9年福島県に所属。同20年の戸数111・人口467。明治12年北会津郡に属し,同22年川南村の大字となる。
解説文を自分にメール
メアド:Milana@docomo.ne.jp

(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7266797
最終更新日:2009-03-01




ケータイ辞書 JLogosトップ