ケータイ辞書JLogosロゴ 狐塚村(中世)


福島県>いわき市

 南北朝期から見える村名。好嶋東荘のうち。永徳4年8月日の好嶋東庄放生会祭礼役注文に「富田・新田・狐塚・四町目・塩木五ケ村寄合 西庁屋 五間作之」,「狐塚・四町目・塩木・富田四ケ村寄合 大瓶并十二合」と見えるのが初見で,放生会祭礼に際してほかの3,4か村と共同で,西庁屋5間の普請と大瓶・酒12合を負担していることがわかる(飯野文書/県史7)。また康正3年7月20日の岩城清隆去渡状では村内に沢渡丹波守の子息の知行地があったことがわかり,これが岩城氏と岩崎氏の抗争で岩城方にくみした上遠野氏に宛行われている(奥羽編年史料所収上遠野家文書)。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7267251
最終更新日:2009-03-01




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