ケータイ辞書JLogosロゴ 桑原村(近世)


福島県>会津若松市

江戸期〜明治8年の村名会津地方中部,阿賀川(大川)東岸,大戸岳の西麓に位置する会津郡のうち古くは湯原郷に属したはじめ会津領,寛永20年からは南山御蔵入領小出組に属す村高は,文禄3年の蒲生高目録では97石余,文化15年の村日記(県史10下)では129石余,「天保郷帳」「旧高旧領」ともに129石余化政期の家数18軒(新編会津)神社は伊勢宮宇都宮街道が当村を通り,香塩【かしお】村と小出村の中間の駅所であった鶴沼川(大川)に船渡場があり,対岸の小出村と月を二分して水手を出していた(同前)元禄8年からは松川通として宿駅が強化された(家世実紀)が,宝永元年からは大内を通る南山道が重視され,脇街道となった明治4年の戸数20・人口125(若松県人員録)明治8年船子村と合併して大川村となる
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7267418
最終更新日:2009-03-01




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