ケータイ辞書JLogosロゴ 西勝田村(近世)


福島県>岩代町

 江戸期〜明治22年の村名。安達郡のうち。はじめ会津領,寛永20年からは二本松藩領。小浜組に属す。村高は,宝暦10年の高辻帳で1,308石余,「天保郷帳」1,366石余,「旧高旧領」1,368石余。文政11年の大積覚書帳によれば,畑作物の割合は桑が4割,大豆・小豆・油荏が4割,ほかはダイコン・ソバなどで,ほかに薪・柿・茸などを収入源とした。当村の農民たちは寛延2年の一揆積達騒動に参加したという(夢物語/県史10上)。文久元年から明治3年まで寺子屋が開かれた(県教育史5)。化政期の家数106軒(積達大概録)。旧福島県を経て明治9年福島県に所属。同20年の戸数154・人口1,012。明治12年安達郡に属し,同22年小浜村の大字となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7267652
最終更新日:2009-03-01




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