ケータイ辞書JLogosロゴ 坂路村(近世)


福島県>石川町

 江戸期〜明治22年の村名。石川郡のうち。はじめ会津領,寛永4年白河藩領,寛保元年越後高田藩領,文化6年からは幕府領。村高は,文禄3年の蒲生高目録で438石余,古領高長,「天保郷帳」ともに355石余,「旧高旧領」216石余。寛政10年の浅川騒動では当村の馬喰六左衛門が一揆勢の犠牲にあった(浅河騒動記/県史8)。鎖守は菅船大明神。同社の神主である坂路河内は元治元年に村内の真言宗惣徳寺(廃寺)を離檀し,神道による葬祭を願い出た(坂路家文書/石川町史)。磐前【いわさき】県を経て,明治9年福島県に所属。同20年の戸数30・人口201。明治12年石川郡に属し,同22年中谷村の大字となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7267693
最終更新日:2009-03-01




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