ケータイ辞書JLogosロゴ 佐倉村(近世)


福島県>昭和村

 江戸期〜明治22年の村名。大沼郡のうち。古くは野尻郷に属した。はじめ会津領,寛永20年南山御蔵入領。野尻組に属す。村高は,寛永年間の加藤家分高目録では142石余,「天保郷帳」「旧高旧領」でも変わらず142石余。享保年間には免5.9,耕地は半分が田,家数35軒,竈37,うち寺1・座頭1・高持百姓30・水呑百姓5,人数140(組中手鑑/栗木家文書)。佐倉村銘細書上帳によれば,天保9年には免4.4,家数16軒,竈17,人数74と半減している。当村の出作地原村は寛永年間に喰丸村の端村原村とともに両原【りようはら】村となったという。寺院は曹洞宗観音寺。神社は稲荷神社・諏訪神社・熊野宮。若松県を経て明治9年福島県に所属。戸数・人口は明治8年19・103,同20年20・126。明治12年大沼郡に属し,同22年大芦村の大字となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7267703
最終更新日:2009-03-01




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