ケータイ辞書JLogosロゴ 下太田村(近世)


福島県>東和町

 江戸期〜明治22年の村名。安達【あだち】郡のうち。はじめ会津領,寛永20年からは二本松藩領。小浜組に属す。村高は,宝暦10年の高辻帳で1,509石余,「天保郷帳」1,534石余,「旧高旧領」1,536石余。享保年間の家数248軒(積達大概録)。文政年間の畑作物の割合は桑・コウゾが4割,大豆・小豆・油荏が4割,ほかはダイコン・ソバなど(大積覚書帳)。寺院は曹洞宗高林寺・同岩蔵寺・天台宗万蔵寺。相馬街道の宿駅。寛延2年の一揆積達騒動に当村の農民たちも参加した(夢物語/県史10上)。旧福島県を経て明治9年福島県に所属。同20年の戸数195・人口1,293。明治12年安達郡に属し,同22年太田村の大字となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7267938
最終更新日:2009-03-01




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