ケータイ辞書JLogosロゴ 下金沢村(近世)


福島県>会津坂下町

江戸期〜明治8年の村名会津地方中部,宮川(鶴沼川)西岸の台地縁に位置する河沼郡のうち会津藩領牛沢組に属す村高は,文禄3年の蒲生高目録では稲川郡に属し,330石余,寛文5年の万改帳では333石余,文化15年の村日記(県史10下)では390石余,「天保郷帳」395石余,「旧高旧領」408石余寛文5年の万改帳では家数38軒・竈40・人数158,産物は米のほか麦・豆・粟・稗・黍・タバコ・芋・油荏・胡麻・蕎麦など小物成に綿役・糠藁,鶴沼川からは鱒・鮭・鮠・・雑喉が採れた(会津風土記風俗帳1)化政期の家数は本村15軒・端村橋本7軒(新編会津)なお,「新編会津」には「此両村(上金沢村・下金沢村)は田圃相交はりて地界を分ち難し」とあり,村内に上金沢村に属する9軒の家があった寺院は浄土宗法蔵寺・長泉寺神社は八幡宮・稲荷神社明治4年の戸数23・人口120同8年矢目村と合併して金矢村となる
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7267962
最終更新日:2009-03-01




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