- JLogos検索辞書>
- 白川郷(古代)とは
「白川郷(古代)」の関連ワード⇒ 赤田組(近世) 飯詰組(近世) 石浜村(近世)
- amazon商品リンク
![]() | 白川郷(古代) 平安期に見える郷名「和名抄」常陸国茨城郡十八郷の1つ「新編常陸」は「白河」という川を巴川にあてて遺称として,江戸期の「小幡・足黒・秋葉・西郷地・下座・上雨谷・下雨谷・柴高・小岩戸・世楽・佐才新田・上吉影・下吉影・前原・飯岡・上合・生井沢・鳥羽田・紅葉・同新田・菅野谷・大和田・富田」に比定する「地名辞書」は不詳としながらも旧堅倉村・下野合村にあてている同書は,「延喜式」神名帳に見える茨城郡三座の1つ主石【ぬしいし】神社を当郷内とする美野里町西郷地に石船古墳群,同町堅倉に小岩戸遺跡(土師器),小川町下吉影に道海古墳などがある巴川流域,現在の美野里町北東部から小川町北部のあたりに比定される |
出典:KADOKAWA「角川日本地名大辞典(旧地名編)」
![]() | 白川郷(古代) 平安期に見える郷名「和名抄」黒川郡三郷の1つ郷名の由来は,粕川【かすかわ】の粕字を誤って伝えたものか(黒川郡誌),ないしは南の白川郡の民戸が移住したことによったものか(地名辞典)といわれるまた,古代黒川郡東部のこの地域は諸川が合流して品井沼に注ぎ,水が白濁しているので白川と呼び,粕川の地名も白川から転化したものともいう(宮城県地名考)現大郷【おおさと】町の中部を占める平地は古代品井沼の西部に当たり,湖と湿原の地帯で,一雨でたちまち濁水に覆われ,乾けば草原と水たまりと化するその周囲の段丘上や谷あいに存在した集落に,ほぼ現在の大郷町の地域が比定されている中世以降にはこの郷名は見えない... |
出典:KADOKAWA「角川日本地名大辞典(旧地名編)」