ケータイ辞書JLogosロゴ 杉山村(近世)


福島県>会津坂下町

江戸期〜明治8年の村名会津地方中部,只見川西岸の山間に位置する河沼郡のうち会津藩領野沢組に属す地名は杉の繁った山が崩れて埋まった所に村を開いたことによると伝え(新編会津),弁天沼から明治の中頃多量の埋木が引きあげられた村高は,文禄3年の蒲生高目録では稲川郡に属し167石余,寛文9年183石余,文化15年の村日記(県史10下)では259石余,「天保郷帳」266石余,「旧高旧領」286石余化政期の家数27軒(新編会津)貞享2年の野沢組風俗改書上帳によれば,田畑は天屋村と入りくみ,5か村の入会山を持っていたまた牛頭天王のいましめにより,胡麻・牛蒡は作らないとある(県史23)鎮守は氷川神社寺院は浄土宗円城寺産物は米・繭・タバコ・薪など明治4年の戸数27・人口153同8年天屋村・本名村・軽沢村と合併して束松村となる
解説文を自分にメール
メアド:Milana@docomo.ne.jp

(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7268307
最終更新日:2009-03-01




ケータイ辞書 JLogosトップ