ケータイ辞書JLogosロゴ 高田宿(近世)


福島県>会津高田町

江戸期の下野【しもつけ】街道の宿駅高田村のうち化政期の家数248軒で,毎月6度の市をたてて炭薪などを交易し,越後から下野を結ぶ宿駅とある(新編会津)継立は下り坂下宿へ2里32町40間,上りは市野宿へ2里1町30間を送る中世から宿駅機能をもったと考えられ,慶長8年当宿検断坂内氏は江戸から会津までの伝馬手形を与えられたまた,高田町の中心地で,元和9年には,近村の商人が商人司吉原氏へ忠誠を誓い,その中に駄賃は15里につき30貫の荷物は30文,難所は40文と定めた寛文5年の郷村万改帳には家数306軒・人口1,837で,18種の商売人を数える(天野家文書)貞享2年の地下万定書上帳には,坂下宿まで本馬87文,市野宿へ61文とある(天野家文書)宝暦11年には坂下宿へ本馬150文・軽尻77文・人足58文・駕籠230文・山駕籠173文で,その後1割増となった(田中家文書)
解説文を自分にメール
メアド:Milana@docomo.ne.jp

(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7268515
最終更新日:2009-03-01




ケータイ辞書 JLogosトップ