ケータイ辞書JLogosロゴ 津尻村(近世)


福島県>会津坂下町

 江戸期〜明治22年の村名。河沼郡のうち。会津藩領。青津組に属す。村高は,文禄3年の蒲生高目録では稲川郡に属し辻里とあり,195石余,寛文9年165石余,文化15年の村日記(県史10下)では173石余,「天保郷帳」173石余,「旧高旧領」175石余。化政期の家数26軒(新編会津)。鎮守は稲荷神社。寺院は曹洞宗徳源寺。慶長16年の会津大地震の際,対岸の山崎村(慶徳村)で山崩れがあり,西流する阿賀川が閉塞されて山崎新湖ができた。この時,南部の低地が排水路となり,その川跡を塩水谷地という。当村から真木に通じる渡船場があった。若松県を経て明治9年福島県に所属。戸数・人口は明治4年28・144,同20年26・150。明治12年河沼郡に属し,同22年川西村の大字となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7268789
最終更新日:2009-03-01




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