ケータイ辞書JLogosロゴ 百目貫村(近世)


福島県>猪苗代町

江戸期〜明治8年の村名会津地方東部,猪苗代盆地中央部に位置する耶麻【やま】郡のうち古くは更級荘に属したという会津藩領川西組に属す村高は,文禄3年の蒲生高目録では猪苗代郡に属し635石余,「天保郷帳」699石余,「旧高旧領」690石余端村に仁蔵新田がある村名の由来については,昔当村の地蔵堂の縁日に百貫文の賽銭が上がったためという説と,当村が昔小黒川支流の曲がり角に在り,流れの曲がり角をアイヌ語でドーメイキというためという2説がある(猪苗代郷土誌稿)化政期の家数は本村25軒・仁蔵新田5軒(新編会津)肝煎は土屋家・丸山家古くから麓山信仰にあつく,行屋でのおこもりや火剣の行事があった鎮守は湯殿神社地蔵堂に猪苗代三十三観音第20番の子安観音が合祀されている慶応4年の産物は叺【かます】(猪苗代郷土誌稿)明治8年島田・堤崎・谷地の3か村と合併して磐里村となる
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7268908
最終更新日:2009-03-01




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