ケータイ辞書JLogosロゴ とち窪(中世)


福島県>常葉町

戦国期に見える地名田村荘のうち永禄11年7月吉日の熊野山新宮年貢帳に田村荘66郷のうちとして「三段 三百文 とちくぼ」と見え(青山文書/県史7),天正10年10月13日の熊野山新宮年貢帳にも「三段 三百文 とち窪」と見える(同前)また同18年10月9日の熊野新宮領差出帳にも同様にあり,「熊野へ出る」と見え(片倉文書/三春町史7),田村荘の荘園領主熊野山新宮に,蒲倉の大祥院を通して300文を納めていたことがわかる中通り中部,現在の常葉町のうちと推定される
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7268955
最終更新日:2009-03-01




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