ケータイ辞書JLogosロゴ 長坂新田村(近世)


福島県>猪苗代町

江戸期〜明治8年の新田村名会津地方北部,磐梯山東麓に位置する耶麻【やま】郡のうち古くは更級荘に属したという会津藩領川東組に属す万治3年長坂という原野を白木城村の百姓が開拓して成立したという小名三屋は寛文4年に開かれている(新編会津)村高は,享保3年157石余(小林家文書),文化15年の村日記(県史10下)では154石余,「天保郷帳」182石余,「旧高旧領」191石余村名は,村が開かれた原野名にちなむという(新編会津)享保3年の家数29軒・人数159,馬17,文化3年の家数21軒・人数110,馬32(小林家文書)化政期の家数16軒,三屋4軒(新編会津)慶応4年の産物は山芋(猪苗代郷土誌稿)肝煎は磯谷家鎮守は熊野神社猪苗代三十三観音の外1番の観音堂もある村の北部に検断屋敷跡があり,宝暦年間に永楽銭一貫文が発見された(新編会津)明治8年見禰村・渋谷村と合併して磐瀬村となる
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7269096
最終更新日:2009-03-01




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