ケータイ辞書JLogosロゴ 永田村(近世)


福島県>二本松市

 江戸期〜明治22年の村名。安達郡のうち。はじめ会津領,寛永20年からは二本松藩領。玉井組に属す。村高は,積達大概録によれば享保21年816石,宝暦10年の高辻帳で695石余,「天保郷帳」には「古者永田村・深堀小屋 弐ケ村」とあり831石余,「旧高旧領」902石余。享保年間の家数111軒(積達大概録)。文久2年の家数100軒・人数516,馬48(玉井組人別惣寄帳)。文政11年の大積覚書帳によれば,畑作物の割合は桑が2割,大豆・小豆が5割,ほかはダイコン・ソバなどで,農間余業としては薪・萱直芦・ウド・ワラビなど。寺院は新義真言宗正覚寺。文久3年寺子屋が開設された(県教育史5)。旧福島県を経て明治9年福島県に所属。同20年の戸数115・人口817。明治12年安達郡に属し,同22年岳下【だけした】村の大字となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7269137
最終更新日:2009-03-01




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