ケータイ辞書JLogosロゴ 長屋村(近世)


福島県>白沢村

 江戸期〜明治22年の村名。安達【あだち】郡のうち。はじめ会津領,寛永20年からは二本松藩領。糠沢組に属す。村高は,宝暦10年の高辻帳で1,058石余,「天保郷帳」「旧高旧領」ともに1,149石余。享保年間の家数118軒(積達大概録)。文政11年の大積覚書帳によれば,畑作物の割合は桑が2割,大豆・小豆・油荏が5割,タバコ・イモが1割,ほかはダイコン・ソバなど。寛延2年の一揆積達騒動に当村の農民たちも加わった(夢物語/県史10上)。天保12年長屋平池拡張普請が行われ,人足合計7,800余人が参加(本宮地方史)。安政年間から明治4年にかけて寺子屋が開かれていた(県教育史5)。旧福島県を経て明治9年福島県に所属。同20年の戸数123・人口748。明治12年安達郡に属し,同22年白岩村の大字となる。
解説文を自分にメール
メアド:Milana@docomo.ne.jp

(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7269273
最終更新日:2009-03-01




ケータイ辞書 JLogosトップ