ケータイ辞書JLogosロゴ 成田村(近世)


福島県>鏡石町

 江戸期〜明治22年の村名。石川郡のうち,古くは泉荘鳴瀬郷に属したという。はじめ会津領,寛永20年からは白河藩領。鏡沼組に属す。村高は,文禄3年の蒲生高目録では1,067石余,「天保郷帳」1,603石余。安永年間の免3.7,庄屋は鵜沼孫右衛門(村々細見記)。化政期には東屋敷舘・屋敷舘などの4字があり,家数85軒,高札場は東屋敷舘の西側にあった(白河風土記)。鎮守は諏訪明神。神社はほかに白山権現。寺院は元禄年間宥長和尚が中興したと伝える真言宗成福寺。旧福島県を経て明治9年福島県に所属。同20年の戸数123・人口675。明治12年岩瀬郡に属し,同22年鏡石村の大字となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7269363
最終更新日:2009-03-01




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