新舘村(近世)
江戸期〜明治22年の村名。河沼郡のうち。会津藩領。青津組に属す。村高は,文禄3年の蒲生高目録では稲川郡に属し479石余,寛文9年564石余,文化15年の村日記(県史10下)では579石余,「天保郷帳」575石余,「旧高旧領」580石余。化政期の家数53軒(新編会津)。神社は愛宕神社・稲荷神社。寺院は浄土宗無量寺・新義真言宗東善寺。会津万歳の発祥地であり,栗村神社の祭礼には早乙女踊りが奉納される。若松県を経て明治9年福島県に所属。戸数・人口は明治4年44・238,同20年45・271。明治12年河沼郡に属し,同22年市制町村制施行後も1村として存続。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7269412
最終更新日:2009-03-01