ケータイ辞書JLogosロゴ 西真行村(近世)


福島県>猪苗代町

江戸期〜明治8年の村名会津地方東部,猪苗代盆地,猪苗代湖北岸に位置する耶麻【やま】郡のうち古くは更級荘に属したという会津藩領川西組に属す文禄3年の蒲生高目録に見える真行が南真行・東真行・西真行の3か村に分村して成立したものと思われるが,詳細は不明村高は,「天保郷帳」「旧高旧領」ともに381石余化政期の家数15軒(新編会津)元和8年まで村の東部に神野寺末寺の真言宗金性院跡があった(同前)麓山信仰が古くからあり,行屋で麓山おこもり行事が行われていたまたこの行屋は,猪苗代三十三観音の第26番札所として子安観音がまつられている鎮守は八幡神社肝煎は鈴木家慶応4年の産物は桃(猪苗代郷土誌稿)明治元年10月村役人排斥の一揆で休役となった旧肝煎は12月に帰役願を民政役所へ提出した(小林家文書)明治8年大在家村ほか4か村と合併して長田【おさだ】村となる
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7269501
最終更新日:2009-03-01




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