ケータイ辞書JLogosロゴ 西向村(近世)


福島県>常葉町

 江戸期〜明治22年の村名。田村郡のうち。古くは常葉郷に属したという。はじめ会津領,寛永20年白河藩預り地,正保2年からは三春藩領。村高は,万治2年の村高之覚では1,019石余,享保4年の高帳では本田1,019石余,新田・新開463石余,栗原新田103石余,「天保郷帳」「旧高旧領」ともに1,589石余。享保4年の人数は899(三陽骨要集)。延享3年の村況は竈178軒・人数805,馬180,天保9年には竈99軒・人数439,馬86(県史10上)。文政2年には極窮村として当村と久保村が見える(常葉町史)。磐前【いわさき】県を経て明治9年福島県に所属。同20年の戸数110・人口754。明治12年田村郡に属し,同22年常葉村の大字となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7269503
最終更新日:2009-03-01




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