ケータイ辞書JLogosロゴ 畑田村(近世)


福島県>岩瀬村

 江戸期〜明治22年の村名。岩瀬郡のうち。古くは梅田荘白方郷に属したという。はじめ会津領,寛永20年白河藩領,慶安2年幕府領,天和2年大久保藩領,元禄6年幕府領,元禄13年からは長沼領。村高は,文禄3年の蒲生高目録・古領高長ともに474石余,「石背古事記」によれば検地は寛文13年で696石余,「天保郷長」「旧高旧領」では699石余。享保2年の人数237,馬40(村々人別宗門改帳),宝暦11年の家数36軒・人数192,馬32(長沼領村々人別改)。助郷は勢至堂・長沼宿へ出役。寺院は新義真言宗長命寺で,除畑1反余,村寄進田4反余を有した(石背古事記)。鎮守は白山社で,別当は長命寺であった。旧福島県を経て明治9年福島県に所属。同年の戸数50・人口236。明治12年岩瀬郡に属し,同22年白江【しらえ】村の大字となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7269652
最終更新日:2009-03-01




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