ケータイ辞書JLogosロゴ 東山(中世)


福島県>会津若松市

戦国期に見える地名会津郡のうち天正14年正月20日の諏訪神社領収納日記(新編会津所収文書/県史7)に「ひかしやま日記年貢の事,山田(与七郎)より三百文,九郎兵衛より三百文,筑後(はら)三百文,宮主田より七百五十文,をのうらより五百文,さんくうめん七百文(五十文)か所,此うち宮主をはいとく院へ進置なり,をのうらをは庵訪へ進置なり,正月廿五日にうちむき百文」,「さけの数(……)東山へ三く」などと見え,戦国期には黒川(会津若松市)諏訪神社の社領であったが,天正17年7月24日の伊達政宗知行宛行状(新編会津所収文書/県史7)にも「仁貫八百文 東山」と見え,同年6月蘆名義広を破って会津を占領した伊達政宗も黒川の諏訪神社に寄進している会津地方中部,現在の会津若松市の東山温泉のあたりに比定される
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7269835
最終更新日:2009-03-01




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