ケータイ辞書JLogosロゴ 平石村(近世)


福島県>二本松市

 江戸期〜明治22年の村名。安達【あだち】郡のうち。はじめ会津領,寛永20年からは二本松藩領。小浜組に属す。村高は,宝暦10年の高辻帳で1,695石余,「天保郷帳」1,785石余,「旧高旧領」1,784石余。宝永年間頃の家数205軒・人数1,182,馬98(高辻成ケ帳)。享保年間の家数233軒(積達大概録)。文政11年の大積覚書帳によれば,畑作物の割合は桑・コウゾが3割,大豆・小豆・油荏が4割5分,ほかはダイコン・ソバなどで,農間余業としては畳表・莚・薪・串柿など。三春街道の宿駅。当村の農民たちは寛延2年の一揆積達騒動に加わった(夢物語/県史10上)。寺院は真言宗高田寺。弘化2年寺子屋が開設された(県教育史5)。旧福島県を経て明治9年福島県に所属。同20年の戸数209・人口1,517。明治12年安達郡に属し,同22年石井村の大字となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7269872
最終更新日:2009-03-01




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