ケータイ辞書JLogosロゴ 船田村(近世)


福島県>白河市

 江戸期〜明治22年の村名。白河郡のうち。はじめ会津領,寛永4年からは白河藩領。村高は,文禄3年の蒲生高目録では「舟田」として593石余,古領高長では930石余,「天保郷帳」「旧高旧領」ともに976石余。化政期の家数72軒。村の西部に井堰1か所,阿武隈川を堰き上げ村内を通し村の田地の灌漑用水とした。鎮守は角折大明神社で,社家は和知左京。寺院は真言宗円満寺・曹洞宗松雲寺。中世の館跡は2か所あり,舟田入道と百目木掃部助が住んだという(白河風土記)。助郷は常陸街道釜子宿へ出役。旧福島県を経て明治9年福島県に所属。同20年の戸数71・人口329。明治12年西白河郡に属し,同22年五箇村の大字となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7270035
最終更新日:2009-03-01




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