まき野(中世)
戦国期に見える地名｡田村荘のうち｡永禄11年7月吉日の熊野山新宮年貢帳に｢六段 六百文 まきの｣,天正14年10月13日の熊野山新宮年貢帳にも｢六段 六百文 まき野｣と見える(青山文書/県史7)｡また同18年10月9日の熊野新宮領差出帳にも同じく見え｢熊野へ出る｣とある(片倉文書/三春町史7)｡当地から田村荘の荘園領主熊野山新宮へ蒲倉の大祥院を通して600文が納められていた｡
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(C)角川日本地名大辞典｢旧地名｣
JLogosID:7270199
最終更新日:2009-03-01